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HOME > 本・書籍 > 武家の女性 (岩波文庫 青 162-1)
武家の女性 (岩波文庫 青 162-1) …1,500円以上で送料無料
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
人として生きる大事さを知る!
(2008-03-15)
女性の財産としての着物、着物といえばもめんに限られ、農家で作られる綿、それを糸にして、染めて織る手間をかけて大事に作られる。何でも買うことで手に入る現代では想像も出来ない生き方がそこに書かれている。人としてのたくましさ、神々しさを学ぶことが出来る。現代人がどうしても学ぶことが出来ないことがあまりに多くありすぎる。便利さを追求するあまりに最も大事な人の生き方を忘れてしまっているのではないか。小学生、中学生に是非読んでもらいたい本である。
水戸藩の末期
(2007-09-10)
著者が何者か知らずに読んだが、彼女が幕末の水戸藩の藩士の娘として体験した事
を思い出しながら書いている。一貫した主義主張というより、まさに体験談として
の話で、時代考証の資料として使えるだろう。
ただ思い出しながらのまま書いたようなので、どうも理解しにくい。
武家の女性の日常生活を知るための良書
(2005-05-07)
山川菊栄といえば、女性解放運動家としてのイメージが先行するに違いない。しかし、本書を読めば、彼女が優れた歴史家であることが分かるだろう。本書は、著者が母、千世(ちせ)から伝え聞いたことを文章化したものである。また、女性の視点から幕末の水戸藩の女性を生き生きと描写することに成功している。
なるほど武家の暮らしはひと味違う
(2003-12-28)
安政4年生まれの母親の思い出話から描きだされる、水戸藩の下級武士の家庭の様子と女性の姿。裁縫を習いにくる娘達を楽しませるために仮装をして関寺小町を踊る老藩士、自分で削った竹のお箸をお年玉にくれるやさしいおばあさん、尼将軍と呼ばれた後妻さんなど多彩な人々が登場、冒頭に掲げられた家系図に書き込みをしながら読んでいくととても楽しめる。一方で正月に一家の着物を新調するために前年の夏に糸を染めに出したり、牢中で子供に論語を教えたりする主婦たちの勤勉さにも瞠目する。なるほど江戸時代の女性でも水戸の女性でもなく「武家の女性」なのである。怠け心がおこった時に読むと叱咤激励を受けることができて重宝。
おすすめ度:
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女性の財産としての着物、着物といえばもめんに限られ、農家で作られる綿、それを糸にして、染めて織る手間をかけて大事に作られる。何でも買うことで手に入る現代では想像も出来ない生き方がそこに書かれている。人としてのたくましさ、神々しさを学ぶことが出来る。現代人がどうしても学ぶことが出来ないことがあまりに多くありすぎる。便利さを追求するあまりに最も大事な人の生き方を忘れてしまっているのではないか。小学生、中学生に是非読んでもらいたい本である。
水戸藩の末期
著者が何者か知らずに読んだが、彼女が幕末の水戸藩の藩士の娘として体験した事
を思い出しながら書いている。一貫した主義主張というより、まさに体験談として
の話で、時代考証の資料として使えるだろう。
ただ思い出しながらのまま書いたようなので、どうも理解しにくい。
武家の女性の日常生活を知るための良書
山川菊栄といえば、女性解放運動家としてのイメージが先行するに違いない。しかし、本書を読めば、彼女が優れた歴史家であることが分かるだろう。本書は、著者が母、千世(ちせ)から伝え聞いたことを文章化したものである。また、女性の視点から幕末の水戸藩の女性を生き生きと描写することに成功している。
また、私たちが、時代劇などでは知ることができない当時の生活作法を本書の中に見出すことができる。たとえば、アイロンがなかった当時、着物はどのように、しわ伸ばしをしていたのだろうか。
著者によると、着物に霧吹きをし(といっても、口に水を含ませ、着物に吹きかけるのである)、厚さ6〜9センチもある重い板に着物を載せ、その上に同様の板を載せることでしわを伸ばしていたという。
また、当時、お菓子は貴重なものであり、ほとんど食べることがなかった。さらに、座布団というものもなかったので、お客が来ても渋茶ひとつ出すだけというかなり質素なもてなしだったようである。
このように、本書から、当時の日常生活に関する様々な情報を得ることができる。本書は歴史研究の1級の資料であるばかりでなく、歴史好きの人の娯楽としての読み物としても最高のものである。
なるほど武家の暮らしはひと味違う
安政4年生まれの母親の思い出話から描きだされる、水戸藩の下級武士の家庭の様子と女性の姿。裁縫を習いにくる娘達を楽しませるために仮装をして関寺小町を踊る老藩士、自分で削った竹のお箸をお年玉にくれるやさしいおばあさん、尼将軍と呼ばれた後妻さんなど多彩な人々が登場、冒頭に掲げられた家系図に書き込みをしながら読んでいくととても楽しめる。一方で正月に一家の着物を新調するために前年の夏に糸を染めに出したり、牢中で子供に論語を教えたりする主婦たちの勤勉さにも瞠目する。なるほど江戸時代の女性でも水戸の女性でもなく「武家の女性」なのである。怠け心がおこった時に読むと叱咤激励を受けることができて重宝。


