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HOME > 本・書籍 > 障害児教育を考える (岩波新書)
障害児教育を考える (岩波新書) …1,500円以上で送料無料
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障害児と教育 (岩波新書)
障害は個性か―新しい障害観と「特別支援教育」をめぐって
カスタマーレビュー
おすすめ度:
障害児教育の歴史を知るだけでも価値はある
(2008-09-21)
この本の中では、障害児に対する教育がどのような変遷をたどって、現在の形になっているかを示している。いわば歴史であるが、ここを理解できるだけでも一読の価値がある。というのも、2007年4月から行われている「特別支援教育」なるものがどのような趣旨で法制化されているかを理解できるからである。そして現実には、その理念の実現が難しいことがわかる。
2005年には障害者自立支援法が改正され、利用者は対価を払うという応益負担の原則が取り入れられた。これは未だに悪法だと言われることがあるが、障害児に対する教育も含めて福祉全般に対する「財源」が潤沢でないことに根ざすものだと理解できる。
障害児教育の充実を切望する者としては、その財源を確保することからも、国の事業に対する取捨選択に対して意見を持つべきであろう。そんな風に、視点を広げられる一冊である。
障害児教育を、そして、教育全体を考える
(2008-02-09)
本書は、障害児教育に関する第一人者である著者によって書かれたもので、障害っ
て何?、障害児って何?、障害児教育って何?どういうの?何で大切なの?、など
について、分かり易く、具体事例を挙げながら説明されています。
2007年の4月から、「特別支援教育」というものが始まったのをうけて、この
ことについても評価・批判がされています。そして、現状の制度の中で、どのよう
にして障害児教育を豊かなものにしていくか、を中心に述べられています。
障害児教育について、法律の制度や教育理論などについて、それほど詳細には触れ
ず、むしろ、基本的なことが分かり易く述べられています。
そして、本書は、障害児教育における発達という視点を重視し、どのようにすれば
豊かな発達を保障できるのか、というテーマが中心になっています。
ちなみに、著者は以前に『障害児と教育』という新書をだしていますが、本書と基
本的には同じ内容です。ですから、まずは、より新しい本書を読むのがよいでしょ
う。また、障害児教育について全く知らないという方は、是非、本書をお薦めしま
す。
毒にも薬にもならない本
(2008-01-26)
障害児教育に取り組もうとする教師や学生、また一般の方々を念頭において執筆されたようであるが、理解ができない部分がある。
P127?8
『特別ニーズ教育の国際比較』
・カテゴリーA
盲・弱視・ろう・難聴・重度知的障害・重複障害・運動障害・感覚器官の障害、神経学的欠損、何らかの適切な測定や医学的診断が可能な教育的ニーズに関連するもの
・カテゴリーB
学習における困難性に関連するもので、直接的または主要な特性がカテゴリーAや次のカテゴリーCのような要因によって現れるものではないもの。LDやADHDはここに含められる。
*LDやADHDは、適切な測定や医学的診断が可能な教育的ニーズに関連するものではないとすると一体、どのような障害なのか?
P191
障害のある子供たちの、時には標準からはずれているかに見える理解や表現をも、いったんは正面から受け止め「○○君は・・・と思うんだって。みんなはどう思う?」と問いかけていく教育は、健常児たちの中の理解や表現の多様性を認める教育にもつながるであろう。
*ニキ・リンコ氏の書物を読めば、いかに独特の理解をしているかが分かるはずである。一般に、高機能自閉症児の内的世界は、病理的ではないが、独自の理解の仕方をしていることが知られている。それを、このような形で、表現させることは一般化しえないだろう。これは、なかなか難しい実践と思われる。
その他、指摘したい箇所は多々あるが、読者諸氏にまかせたい。
読み物として
(2008-01-02)
新書としては、一般の方への理解・啓発として読めると思います。概要だけではなく、著者の論点が深く掘り下げられてる方が、読者の知的好奇心に触れるものになると思われます。個人的に内容は薄いものかと思われました。
おすすめ度:
障害児教育の歴史を知るだけでも価値はある
この本の中では、障害児に対する教育がどのような変遷をたどって、現在の形になっているかを示している。いわば歴史であるが、ここを理解できるだけでも一読の価値がある。というのも、2007年4月から行われている「特別支援教育」なるものがどのような趣旨で法制化されているかを理解できるからである。そして現実には、その理念の実現が難しいことがわかる。
2005年には障害者自立支援法が改正され、利用者は対価を払うという応益負担の原則が取り入れられた。これは未だに悪法だと言われることがあるが、障害児に対する教育も含めて福祉全般に対する「財源」が潤沢でないことに根ざすものだと理解できる。
障害児教育の充実を切望する者としては、その財源を確保することからも、国の事業に対する取捨選択に対して意見を持つべきであろう。そんな風に、視点を広げられる一冊である。
障害児教育を、そして、教育全体を考える
本書は、障害児教育に関する第一人者である著者によって書かれたもので、障害っ
て何?、障害児って何?、障害児教育って何?どういうの?何で大切なの?、など
について、分かり易く、具体事例を挙げながら説明されています。
2007年の4月から、「特別支援教育」というものが始まったのをうけて、この
ことについても評価・批判がされています。そして、現状の制度の中で、どのよう
にして障害児教育を豊かなものにしていくか、を中心に述べられています。
障害児教育について、法律の制度や教育理論などについて、それほど詳細には触れ
ず、むしろ、基本的なことが分かり易く述べられています。
そして、本書は、障害児教育における発達という視点を重視し、どのようにすれば
豊かな発達を保障できるのか、というテーマが中心になっています。
ちなみに、著者は以前に『障害児と教育』という新書をだしていますが、本書と基
本的には同じ内容です。ですから、まずは、より新しい本書を読むのがよいでしょ
う。また、障害児教育について全く知らないという方は、是非、本書をお薦めしま
す。
毒にも薬にもならない本
障害児教育に取り組もうとする教師や学生、また一般の方々を念頭において執筆されたようであるが、理解ができない部分がある。
P127?8
『特別ニーズ教育の国際比較』
・カテゴリーA
盲・弱視・ろう・難聴・重度知的障害・重複障害・運動障害・感覚器官の障害、神経学的欠損、何らかの適切な測定や医学的診断が可能な教育的ニーズに関連するもの
・カテゴリーB
学習における困難性に関連するもので、直接的または主要な特性がカテゴリーAや次のカテゴリーCのような要因によって現れるものではないもの。LDやADHDはここに含められる。
*LDやADHDは、適切な測定や医学的診断が可能な教育的ニーズに関連するものではないとすると一体、どのような障害なのか?
P191
障害のある子供たちの、時には標準からはずれているかに見える理解や表現をも、いったんは正面から受け止め「○○君は・・・と思うんだって。みんなはどう思う?」と問いかけていく教育は、健常児たちの中の理解や表現の多様性を認める教育にもつながるであろう。
*ニキ・リンコ氏の書物を読めば、いかに独特の理解をしているかが分かるはずである。一般に、高機能自閉症児の内的世界は、病理的ではないが、独自の理解の仕方をしていることが知られている。それを、このような形で、表現させることは一般化しえないだろう。これは、なかなか難しい実践と思われる。
その他、指摘したい箇所は多々あるが、読者諸氏にまかせたい。
読み物として
新書としては、一般の方への理解・啓発として読めると思います。概要だけではなく、著者の論点が深く掘り下げられてる方が、読者の知的好奇心に触れるものになると思われます。個人的に内容は薄いものかと思われました。


