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HOME > 本・書籍 > 鎌田真彰の化学理論化学―合格点への最短距離 (計算問題解法編) (大学受験Do Series)
鎌田真彰の化学理論化学―合格点への最短距離 (計算問題解法編) (大学受験Do Series) …1,500円以上で送料無料
鎌田真彰の化学理論化学―合格点への最短距離 (計算問題解法編) (大学受験Do Series)
鎌田 真彰
旺文社
グループ:Book /ランキング:35874
価格:¥ 1,155
発売日:2006-04 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
解説がちょっと荒っぽい。
(2008-08-31)
本書は元駿台の鎌田先生が書いた「化学をひととおり学習したことがある人向け」の問題集である。あくまで既習者向けの問題集であることを強調しておきたい。
本書の解説は、石川正明先生の流儀に則った解説スタイルをとっている。そのため、次元解析も丁寧に行っているし、問題の解説に於いても「何故この解法を使うのか(解法の必然性)」や「問題で扱われている化学的な原理」についても触れられている(ただし、本当に触れる程度)。しかし、その割には全体的に解説が荒っぽい。言い換えれば、本書は「入試問題を解けるようになるための必要最低限の事柄」しか扱っていないのだ。そのため、結果的に本書は、化学の初学者が手を出しづらいものになってしまっている。
まず、厳密には本書は理論化学全体を網羅し切れている訳ではない。あくまで、入試頻出のポイントを絞った上での解法の解説だけに徹している。また、基礎概念の解説も分野によってはかなり言葉が足りない部分がある。同じ学習者層をターゲットとした『化学基礎問題精講』に比べると、顕著にそれが表れる。例えば、『基礎問題精講』では解説されている「単位変換」は、本書では扱われていない。また、化学2の平衡(主に気体平衡や電離平衡)が絡む部分についても、説明不足な点が多く見受けられる。だから、苦手意識がある学習者が使う問題集としては、かなり敷居の高いものになってしまっているのだ。つまり、化学が伸び悩んでいる人が使う用途としては、本書は全く向いていない。むしろ、本書は『基礎問題精講』と『標準問題精講』との橋渡し的存在なのだと個人的には思う。ただし、完全に橋渡しが出来るという訳ではなく、あくまで足りない知識を補充する程度と考えた方が良い。
しかし、本書は、基礎がある程度仕上がっている人間が解法の確認や知識の補充に使うのであれば、充分有効活用できる。ヘンリーの法則、易溶性塩の溶解平衡、炭酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの混合溶液の滴定、などの市販の問題集では意外と詳しく扱われていない部分が丁寧に取り上げられているからだ。これらの部分に触れられるのは、類書との兼合いを考えても有益である。ただ、あくまで抜けていた知識の補充が出来るだけあって「応用問題が解けるようになるための基礎」が身に付く訳ではない。つまり、似たような類題は確実に解けるようになるが、残念ながら「問題文の読み方・考え方」が身に付く訳ではないのである。
鎌田先生は同じくDoシリーズから『鎌田真彰の化学理論化学 必修知識編』という書籍を出しているが、どうせなら『必修知識編』で扱うような内容も、本書でも扱えば良かったと思う。そうすれば、本書の敷居も下げられたのではないか。そして、さらに石川先生の『化学の計算』のように、もっと化学の基礎概念や解法を用いる必然性に関しての情報を増やしても良かったと思う。そうすれば、本書は星5つでは足りないぐらいの参考書に「化け」る。
理論化学の参考書ではトップかと。
(2007-11-16)
内容は化学Uがメインなので本当に2次向けの参考書です。
問題の解き方だけではなくその解き方に至る過程が書いてあるのが良いところですね?
DOシリーズ待望の新課程改訂版
(2006-04-21)
この本の長所は、
単元ごとキチンと分けて非常にコンパクトなのに丁寧な説明で大学受験で必要な計算問題を解く手法のほとんどが網羅されていることと、
著者の経験から受験生が間違いやすいところがキチンと指摘されていることです。
特に学生が間違いやすい点が指摘されている本というのは意外に少ないと思います。
「こうやれ!」ばかりの参考書には感心こそしても試験の得点に結びつかないのは、それが自分の勘違いを気づかせるものではないからだと思います。
いまは必修知識編が出ているのでこれと合わせれば大学受験の理論化学で必要なことは計算問題以外でも全部そろいます。
最初から読んでも良し、理解不十分な分野や苦手な分野だけ読んでもいいと思います。
ただし「はじめに」も書いてあるように、この本は計算問題を解くための攻略本的要素が強いので、自分のレベルにあった問題集と併用してやったほうが効果が上がります。
化学に関しては、
高校の授業+Doシリーズ+気に入った問題集+過去問をちゃんとやれば、
どの大学を受けるにせよ塾に通わなくても合格者の平均点以上は十分にとれると思います。
おすすめ度:
解説がちょっと荒っぽい。
本書は元駿台の鎌田先生が書いた「化学をひととおり学習したことがある人向け」の問題集である。あくまで既習者向けの問題集であることを強調しておきたい。
本書の解説は、石川正明先生の流儀に則った解説スタイルをとっている。そのため、次元解析も丁寧に行っているし、問題の解説に於いても「何故この解法を使うのか(解法の必然性)」や「問題で扱われている化学的な原理」についても触れられている(ただし、本当に触れる程度)。しかし、その割には全体的に解説が荒っぽい。言い換えれば、本書は「入試問題を解けるようになるための必要最低限の事柄」しか扱っていないのだ。そのため、結果的に本書は、化学の初学者が手を出しづらいものになってしまっている。
まず、厳密には本書は理論化学全体を網羅し切れている訳ではない。あくまで、入試頻出のポイントを絞った上での解法の解説だけに徹している。また、基礎概念の解説も分野によってはかなり言葉が足りない部分がある。同じ学習者層をターゲットとした『化学基礎問題精講』に比べると、顕著にそれが表れる。例えば、『基礎問題精講』では解説されている「単位変換」は、本書では扱われていない。また、化学2の平衡(主に気体平衡や電離平衡)が絡む部分についても、説明不足な点が多く見受けられる。だから、苦手意識がある学習者が使う問題集としては、かなり敷居の高いものになってしまっているのだ。つまり、化学が伸び悩んでいる人が使う用途としては、本書は全く向いていない。むしろ、本書は『基礎問題精講』と『標準問題精講』との橋渡し的存在なのだと個人的には思う。ただし、完全に橋渡しが出来るという訳ではなく、あくまで足りない知識を補充する程度と考えた方が良い。
しかし、本書は、基礎がある程度仕上がっている人間が解法の確認や知識の補充に使うのであれば、充分有効活用できる。ヘンリーの法則、易溶性塩の溶解平衡、炭酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの混合溶液の滴定、などの市販の問題集では意外と詳しく扱われていない部分が丁寧に取り上げられているからだ。これらの部分に触れられるのは、類書との兼合いを考えても有益である。ただ、あくまで抜けていた知識の補充が出来るだけあって「応用問題が解けるようになるための基礎」が身に付く訳ではない。つまり、似たような類題は確実に解けるようになるが、残念ながら「問題文の読み方・考え方」が身に付く訳ではないのである。
鎌田先生は同じくDoシリーズから『鎌田真彰の化学理論化学 必修知識編』という書籍を出しているが、どうせなら『必修知識編』で扱うような内容も、本書でも扱えば良かったと思う。そうすれば、本書の敷居も下げられたのではないか。そして、さらに石川先生の『化学の計算』のように、もっと化学の基礎概念や解法を用いる必然性に関しての情報を増やしても良かったと思う。そうすれば、本書は星5つでは足りないぐらいの参考書に「化け」る。
理論化学の参考書ではトップかと。
内容は化学Uがメインなので本当に2次向けの参考書です。
問題の解き方だけではなくその解き方に至る過程が書いてあるのが良いところですね?
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この本の長所は、
単元ごとキチンと分けて非常にコンパクトなのに丁寧な説明で大学受験で必要な計算問題を解く手法のほとんどが網羅されていることと、
著者の経験から受験生が間違いやすいところがキチンと指摘されていることです。
特に学生が間違いやすい点が指摘されている本というのは意外に少ないと思います。
「こうやれ!」ばかりの参考書には感心こそしても試験の得点に結びつかないのは、それが自分の勘違いを気づかせるものではないからだと思います。
いまは必修知識編が出ているのでこれと合わせれば大学受験の理論化学で必要なことは計算問題以外でも全部そろいます。
最初から読んでも良し、理解不十分な分野や苦手な分野だけ読んでもいいと思います。
ただし「はじめに」も書いてあるように、この本は計算問題を解くための攻略本的要素が強いので、自分のレベルにあった問題集と併用してやったほうが効果が上がります。
化学に関しては、
高校の授業+Doシリーズ+気に入った問題集+過去問をちゃんとやれば、
どの大学を受けるにせよ塾に通わなくても合格者の平均点以上は十分にとれると思います。


