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HOME > 本・書籍 > 石油がわかれば世界が読める (朝日新書)
石油がわかれば世界が読める (朝日新書) …1,500円以上で送料無料
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
石油を知る
(2008-10-16)
石油の成り立ち(原油の存在の仕方)やメジャーの歴史、またCO2排出に対する他のエネルギーとの比較など、石油を知る上でよくまとまった好著だと思います。
石油学会の広報誌での出版のつもりだった、とのことで石油業界に利するような内容かと思いましたが意外とそうではありませんでした。
石油使用=CO2排出 と単純な構図でテレビのニュース等を見ている人にはぜひ一読をおすすめします。
これ一冊で、現代の石油情勢が大体分かる。
(2008-08-15)
2008年度に「社団法人石油学会」が創立50周年を迎えることを記念した企画された本で、
第1章:石油をめぐる世界の動き(和光大学の先生著)
第2章:石油を上手に大切に使う(新日石の社員著)
第3章:石油文明は終わらない (和光大学の先生著)
という3部構成。
最近「石油を使うから二酸化炭素が増えるじゃないか!」という感じに受け取れるマスコミ意見をよく見かけるような気がしますが、それはそれで置いておいて、冷静に石油文明というものを見つめて整理してる本だと思います。
内容は・・・、
・脱石油を図って、石炭や木炭を使うとどうなる?
・水力発電のためのダムを作ったときの大気環境への影響はどうなる?
・バイオ燃料って何? ホントに環境にいいの?
・日本でディーゼル車がはやらないのは何故?
・燃料電池自動車、水素自動車・・・。さて燃料となる水素はどうやって作る?
・エンジンの潤滑油で燃費が改善する理由。
・石油資源の寿命はあと何年?
・原油価格高騰で注目される天然ガス、オイルサンド、オリノコタール、メタンハイドレート・・・。もしかすると、日本はエネルギー資源大国かも。
・原油価格はどうやって決まる?(国際石油カルテル〜OPEC主導〜NYMEXへ)
・石油をすぐに使わないようにすることはできない。これからは効率的な利用が核心に。
等々・・・。
いろいろ解説してますが、解説の底辺に「簡単に『化石エネルギーを使わないようにしよう』なんてできないでしょ」と現実的に考えてるところが良いです。
なお、本書あとがきに「出来るだけ専門用語を使わずに平易な文章にした」と書いてはいるけど、石油に携わってない人にはちょっと難しいところもあるのでホントに理解して読みすすめるには解説がいるかも。
石油関係者は、読んでおいて損はないと思います。
今知りたい石油情報がよくまとまっている
(2008-07-17)
石油は、環境破壊として悪者扱いのされる風潮だが、実は環境に優しいエネルギーだとは意外だった。
原油高騰によって、安い石炭を使う方がよっぽど環境破壊だという一筋縄ではいかない環境問題が浮き彫りされている。
現代生活をおくるにも、石油をなくしては、交通関係だけでなく化学製品(プラスチック、薬など)の恩恵を受けられないため、
安易な脱石油は控えた方が良さそうです。
原油高騰の原因や、石油代替エネルギーのことや今後の展望など充実していて、
これ一冊で、一般人が知りたい石油に関する知識は充分です。
石油資源の現状と今後
(2008-04-27)
“石油”という身近なようで縁遠い資源について、専門家がわかりやすく解説した良書。
メジャーと呼ばれる巨大資本の成立から現状、そしてオイルサンド・メタンハイグレード
といった代替エネルギーなど、今後の展望も含めてよくまとまっている。
自分にとってサプライズだったのは、石油というのは実は環境保護的には優等生であって
安易なバイオマスや代替エネルギーの利用は、むしろ二酸化炭素排出量を増やすということ。
この点だけでも読んでみる価値はあると思う。
忘れていた石油のありがたみ
(2008-04-22)
この数年の価格暴騰、環境問題とのからみでとかく悪者視される石油。ありとあらゆる所に存在していて、あまりに身近過ぎて忘れがちだが、これほど、万能で安価で効率よくエネルギーを提供する素材は存在しない。本書を読んで、そんな石油のありがたみを再認識した。本書はタイムリーな代替素材の問題から環境への影響、採掘、歴史まで、薄い冊子の中に詰め込んだ。立ち入った技術論まではよくわからなかったが、石油にまつわるタイムリーな諸問題がよくわかり、「石油が環境によい」という驚くようで感心する説を展開する。例えば、薪に使われ禿山だった山林が、戦後石油使用で緑が戻ったと…。また、石油に起因する環境問題(廃プラスチック処理、使用による二酸化炭素排出など)は代替品ではなく、再利用や捨てている成分を使い切るなど石油の効率的な利用こそが現実的な解決法だと、本書は一貫して主張する。特に食料から作るバイオエネルギーについては、エネルギーと食糧の競合はよくないとして、「石油の使用エネルギーをすべてバイオ燃料に代えたら、人類が30回餓死する」と過激だがわかりやすい説明をしている。
全体的に宣伝が上手いなと感じたが、本書は石油学会の設立50周年記念誌なのだから、まあ仕方ない。「石油」というタイムリーなテーマではあると言え、誰も読まない自己満足的な1冊1万円、あるいは非売品の論文集を出すより、はるかに社会貢献している。
おすすめ度:
石油を知る
石油の成り立ち(原油の存在の仕方)やメジャーの歴史、またCO2排出に対する他のエネルギーとの比較など、石油を知る上でよくまとまった好著だと思います。
石油学会の広報誌での出版のつもりだった、とのことで石油業界に利するような内容かと思いましたが意外とそうではありませんでした。
石油使用=CO2排出 と単純な構図でテレビのニュース等を見ている人にはぜひ一読をおすすめします。
これ一冊で、現代の石油情勢が大体分かる。
2008年度に「社団法人石油学会」が創立50周年を迎えることを記念した企画された本で、
第1章:石油をめぐる世界の動き(和光大学の先生著)
第2章:石油を上手に大切に使う(新日石の社員著)
第3章:石油文明は終わらない (和光大学の先生著)
という3部構成。
最近「石油を使うから二酸化炭素が増えるじゃないか!」という感じに受け取れるマスコミ意見をよく見かけるような気がしますが、それはそれで置いておいて、冷静に石油文明というものを見つめて整理してる本だと思います。
内容は・・・、
・脱石油を図って、石炭や木炭を使うとどうなる?
・水力発電のためのダムを作ったときの大気環境への影響はどうなる?
・バイオ燃料って何? ホントに環境にいいの?
・日本でディーゼル車がはやらないのは何故?
・燃料電池自動車、水素自動車・・・。さて燃料となる水素はどうやって作る?
・エンジンの潤滑油で燃費が改善する理由。
・石油資源の寿命はあと何年?
・原油価格高騰で注目される天然ガス、オイルサンド、オリノコタール、メタンハイドレート・・・。もしかすると、日本はエネルギー資源大国かも。
・原油価格はどうやって決まる?(国際石油カルテル〜OPEC主導〜NYMEXへ)
・石油をすぐに使わないようにすることはできない。これからは効率的な利用が核心に。
等々・・・。
いろいろ解説してますが、解説の底辺に「簡単に『化石エネルギーを使わないようにしよう』なんてできないでしょ」と現実的に考えてるところが良いです。
なお、本書あとがきに「出来るだけ専門用語を使わずに平易な文章にした」と書いてはいるけど、石油に携わってない人にはちょっと難しいところもあるのでホントに理解して読みすすめるには解説がいるかも。
石油関係者は、読んでおいて損はないと思います。
今知りたい石油情報がよくまとまっている
石油は、環境破壊として悪者扱いのされる風潮だが、実は環境に優しいエネルギーだとは意外だった。
原油高騰によって、安い石炭を使う方がよっぽど環境破壊だという一筋縄ではいかない環境問題が浮き彫りされている。
現代生活をおくるにも、石油をなくしては、交通関係だけでなく化学製品(プラスチック、薬など)の恩恵を受けられないため、
安易な脱石油は控えた方が良さそうです。
原油高騰の原因や、石油代替エネルギーのことや今後の展望など充実していて、
これ一冊で、一般人が知りたい石油に関する知識は充分です。
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“石油”という身近なようで縁遠い資源について、専門家がわかりやすく解説した良書。
メジャーと呼ばれる巨大資本の成立から現状、そしてオイルサンド・メタンハイグレード
といった代替エネルギーなど、今後の展望も含めてよくまとまっている。
自分にとってサプライズだったのは、石油というのは実は環境保護的には優等生であって
安易なバイオマスや代替エネルギーの利用は、むしろ二酸化炭素排出量を増やすということ。
この点だけでも読んでみる価値はあると思う。
忘れていた石油のありがたみ
この数年の価格暴騰、環境問題とのからみでとかく悪者視される石油。ありとあらゆる所に存在していて、あまりに身近過ぎて忘れがちだが、これほど、万能で安価で効率よくエネルギーを提供する素材は存在しない。本書を読んで、そんな石油のありがたみを再認識した。本書はタイムリーな代替素材の問題から環境への影響、採掘、歴史まで、薄い冊子の中に詰め込んだ。立ち入った技術論まではよくわからなかったが、石油にまつわるタイムリーな諸問題がよくわかり、「石油が環境によい」という驚くようで感心する説を展開する。例えば、薪に使われ禿山だった山林が、戦後石油使用で緑が戻ったと…。また、石油に起因する環境問題(廃プラスチック処理、使用による二酸化炭素排出など)は代替品ではなく、再利用や捨てている成分を使い切るなど石油の効率的な利用こそが現実的な解決法だと、本書は一貫して主張する。特に食料から作るバイオエネルギーについては、エネルギーと食糧の競合はよくないとして、「石油の使用エネルギーをすべてバイオ燃料に代えたら、人類が30回餓死する」と過激だがわかりやすい説明をしている。
全体的に宣伝が上手いなと感じたが、本書は石油学会の設立50周年記念誌なのだから、まあ仕方ない。「石油」というタイムリーなテーマではあると言え、誰も読まない自己満足的な1冊1万円、あるいは非売品の論文集を出すより、はるかに社会貢献している。


