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HOME > 本・書籍 > 子ぎつねヘレンがのこしたもの (偕成社文庫)
子ぎつねヘレンがのこしたもの (偕成社文庫) …1,500円以上で送料無料
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
涙の理由は深い。。
(2006-11-17)
映画から観ました。
小・中向けということで、大人が読むには物足りないのか?
と懸念しましたが、全然問題ありません。
アルバムのようにヘレンの写真記録が沢山載っていて、
最初は、あまりの可愛さにそこだけ追って読んでしまいました。
本物のヘレンは本当に可愛く、これがヘレンか〜!と感激します。
光がない、音もない、匂いもない。
何も分からないうちに感覚を奪われ、何もない世界で本当に
一人ぽっちで生きているヘレン。
生きてほしいという親心さえも理解するツテがない。
それは自分以外の誰かの存在を、もしかしたら自分自身の存在
さえもハッキリ感じることができない、本当の孤独の世界。
ヘレンの暗闇の世界に、夫妻の温かさが印されたこと。
でも最後までヘレンは暗闇と闘っていたこと。
獣医さんの淡々とした文章で書かれているようですが、
涙が止まらなくなります。
この涙の理由は深い。。と思います。
皆に読んでもらいたい一冊
(2006-04-26)
視角や聴覚、嗅覚までも失ったイヌ科のキツネ、ヘレンにとっては生きることは地獄以外には無い・・・しかしその地獄から優しく手を差し伸べたのが診療所の夫婦でした。
目や鼻が利かないために、何を食べさせてもすぐ吐き出すヘレン。それに対してめげずに愛情を注ぐ妻の願いが叶ってか、ヘレン自らご飯を食べるようになって、最初は苦手だったピクニックもいずれ、メンコと共に楽しむ様子。
しかし突然の発作で吐血し、もがき苦しみ、それでも大好きな妻に抱かれながらこの世を去ったヘレンは幸せだっただろうと思います。
動物モノに涙もろい学生の私ですが、学校でヘレンの死の描写部分を読んだときはそれはもう涙が溢れて友達にちょっと笑われました。
この本は老若男女問わず読んで欲しいです。
映画『子ぎつねヘレン』の原作です。
(2006-04-21)
「映画、毎週、観にいっとるで。『子ぎつねヘレン』良かったで。目が見えんで、耳も聞こえん子狐がいた。それを皆が助けようとするんじゃけど、助からんかった。一度、観たらええぞ」
「え!目も見えんで、耳が聞こえん...誰が、ヘレンと名付けたんじゃ?ヘレン・ケラーのヘレンじゃないかのう」
ぼくはヘレン・ケラーとサリバン先生の出会い、二人の人生を延々と語った。
「そりゃ、観る前に教えてくれてりゃよかったのに。『奇跡の人』と言うのはサリバンの方じゃろう。愛がヘレンを変えていくということなんじゃ。なるほどな」その悟りの早さ。「早くきいていたら、違うてみえてたかもしれんなぁ。」
これは老人同士の会話。ぼくの想像は本物か。本屋に行きこの書を見つけた。彼のぶんも買った。「うーん」納得。竹田津夫婦は、彼が言うがごとくサリバン先生であった。ぼくはまだ映画を観ていない。
映画もおもしろかったよ!
(2006-03-21)
映画化されることが決まって、本屋に並んでいたこの本。子供がぜひ見たいと言ったことをきっかけに、一冊の本を買いました。小学2年生の息子にも読めるようにルビがふってあったことがうれしかったです。表紙の子ギツネのかわいらしさもさることながら、野生動物が生きる為に、どれだけたいへんなことなのか?いままで考えたことのないことがわかってきました。映画では、子供にわかりやすいようにストーリーが若干変わりましたが、ヘレンケラーにたとえた三重苦のこぎつねの生きる姿、それを取り巻く人間との関わりがとてもよく表現されています。
自然、生命への畏怖、驚異を考える
(2006-03-14)
もちろん、本書は、拾われた子ギツネ、三重苦のヘレンと、
竹田津ご夫妻(サリバン先生)の出会いと別れを、獣医師という
観点からか、それでも、情におぼれず、冷静な視点で書き綴った
感動の本です。
ですが、読んでいて思ったのは、当然、ヘレンのことが中心
ですが、根底に、人間と野生動物との関係、自然への畏怖、
生命への憐憫のような感情が横たわっていて、そのために、
単なるかわいそうな子供キツネの物語だけに終わっていないところ
が、感心、感動するところです。
最後の、痙攣しながらこの世を去っていく、ヘレンの描写は、
涙なしには、読めませんでした。
お子さんのいる家庭で家族で考えるために、一読をお奨めします。
おすすめ度:
涙の理由は深い。。
映画から観ました。
小・中向けということで、大人が読むには物足りないのか?
と懸念しましたが、全然問題ありません。
アルバムのようにヘレンの写真記録が沢山載っていて、
最初は、あまりの可愛さにそこだけ追って読んでしまいました。
本物のヘレンは本当に可愛く、これがヘレンか〜!と感激します。
光がない、音もない、匂いもない。
何も分からないうちに感覚を奪われ、何もない世界で本当に
一人ぽっちで生きているヘレン。
生きてほしいという親心さえも理解するツテがない。
それは自分以外の誰かの存在を、もしかしたら自分自身の存在
さえもハッキリ感じることができない、本当の孤独の世界。
ヘレンの暗闇の世界に、夫妻の温かさが印されたこと。
でも最後までヘレンは暗闇と闘っていたこと。
獣医さんの淡々とした文章で書かれているようですが、
涙が止まらなくなります。
この涙の理由は深い。。と思います。
皆に読んでもらいたい一冊
視角や聴覚、嗅覚までも失ったイヌ科のキツネ、ヘレンにとっては生きることは地獄以外には無い・・・しかしその地獄から優しく手を差し伸べたのが診療所の夫婦でした。
目や鼻が利かないために、何を食べさせてもすぐ吐き出すヘレン。それに対してめげずに愛情を注ぐ妻の願いが叶ってか、ヘレン自らご飯を食べるようになって、最初は苦手だったピクニックもいずれ、メンコと共に楽しむ様子。
しかし突然の発作で吐血し、もがき苦しみ、それでも大好きな妻に抱かれながらこの世を去ったヘレンは幸せだっただろうと思います。
動物モノに涙もろい学生の私ですが、学校でヘレンの死の描写部分を読んだときはそれはもう涙が溢れて友達にちょっと笑われました。
この本は老若男女問わず読んで欲しいです。
映画『子ぎつねヘレン』の原作です。
「映画、毎週、観にいっとるで。『子ぎつねヘレン』良かったで。目が見えんで、耳も聞こえん子狐がいた。それを皆が助けようとするんじゃけど、助からんかった。一度、観たらええぞ」
「え!目も見えんで、耳が聞こえん...誰が、ヘレンと名付けたんじゃ?ヘレン・ケラーのヘレンじゃないかのう」
ぼくはヘレン・ケラーとサリバン先生の出会い、二人の人生を延々と語った。
「そりゃ、観る前に教えてくれてりゃよかったのに。『奇跡の人』と言うのはサリバンの方じゃろう。愛がヘレンを変えていくということなんじゃ。なるほどな」その悟りの早さ。「早くきいていたら、違うてみえてたかもしれんなぁ。」
これは老人同士の会話。ぼくの想像は本物か。本屋に行きこの書を見つけた。彼のぶんも買った。「うーん」納得。竹田津夫婦は、彼が言うがごとくサリバン先生であった。ぼくはまだ映画を観ていない。
映画もおもしろかったよ!
映画化されることが決まって、本屋に並んでいたこの本。子供がぜひ見たいと言ったことをきっかけに、一冊の本を買いました。小学2年生の息子にも読めるようにルビがふってあったことがうれしかったです。表紙の子ギツネのかわいらしさもさることながら、野生動物が生きる為に、どれだけたいへんなことなのか?いままで考えたことのないことがわかってきました。映画では、子供にわかりやすいようにストーリーが若干変わりましたが、ヘレンケラーにたとえた三重苦のこぎつねの生きる姿、それを取り巻く人間との関わりがとてもよく表現されています。
自然、生命への畏怖、驚異を考える
もちろん、本書は、拾われた子ギツネ、三重苦のヘレンと、
竹田津ご夫妻(サリバン先生)の出会いと別れを、獣医師という
観点からか、それでも、情におぼれず、冷静な視点で書き綴った
感動の本です。
ですが、読んでいて思ったのは、当然、ヘレンのことが中心
ですが、根底に、人間と野生動物との関係、自然への畏怖、
生命への憐憫のような感情が横たわっていて、そのために、
単なるかわいそうな子供キツネの物語だけに終わっていないところ
が、感心、感動するところです。
最後の、痙攣しながらこの世を去っていく、ヘレンの描写は、
涙なしには、読めませんでした。
お子さんのいる家庭で家族で考えるために、一読をお奨めします。


