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HOME > DVD > それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]
それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD] …1,500円以上で送料無料
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レビュー(Amazon.co.jp)
???周防正行監督が10年のブランクを経て完成させ、これまでの作風を一変させた社会派の1作。電車内で痴漢の容疑をかけられた青年が、無実を訴え続けるも、証拠不十分のために起訴されて裁判で闘い続けることになる。監督が痴漢冤罪事件を取材して練り上げた物語だけあって、細部まで綿密にリアルな展開。これまでの裁判映画では描ききれなかったシーンがいくつも登場し、最後まで観る者を惹きつけて離さない作りになっている。
???留置場での日常は、経験していない人には驚きの連続だが、最もショックなのは「疑わしき者は有罪」という警察や裁判所側の姿勢。取り調べでの自白強要はともかく、冷静に判断しそうになった裁判官が急に左遷されてしまうエピソードが強烈だ。被告人の青年役を演じる加瀬亮を中心に、キャスト陣もそれぞれの役を好演。電車内での痴漢に関わらず、ちょっとした運命によって、その後の人生が一変してしまう怖さは、本作を観た人すべてが感じるはずだ。(斉藤博昭)
???周防正行監督が10年のブランクを経て完成させ、これまでの作風を一変させた社会派の1作。電車内で痴漢の容疑をかけられた青年が、無実を訴え続けるも、証拠不十分のために起訴されて裁判で闘い続けることになる。監督が痴漢冤罪事件を取材して練り上げた物語だけあって、細部まで綿密にリアルな展開。これまでの裁判映画では描ききれなかったシーンがいくつも登場し、最後まで観る者を惹きつけて離さない作りになっている。
???留置場での日常は、経験していない人には驚きの連続だが、最もショックなのは「疑わしき者は有罪」という警察や裁判所側の姿勢。取り調べでの自白強要はともかく、冷静に判断しそうになった裁判官が急に左遷されてしまうエピソードが強烈だ。被告人の青年役を演じる加瀬亮を中心に、キャスト陣もそれぞれの役を好演。電車内での痴漢に関わらず、ちょっとした運命によって、その後の人生が一変してしまう怖さは、本作を観た人すべてが感じるはずだ。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
裁判制度
(2008-12-22)
日本の裁判制度について考えさせられました。何回にも及ぶ公判、そして判決が出るまでの長さ。もし、この映画のように本当に無罪であれば、精神力も相当必要でしょう。冤罪の怖さがすごく感じられました。これから変わるつつある裁判制度で少しでも真実に近づければいいと思います。
まるで軍事裁判のような非道が実際に行われている恐ろしい国、日本。
(2008-11-16)
日本はほんとに自由主義国家なのだろうか?容疑者というだけでまるで犯罪者のような扱い。警察は自分たちの都合のいいようにストーリーを作り、調書を作成する。検察はろくに加害者の釈明も聞かず起訴する。そして何より腹立たしいのは、裁判として争われるときに証拠が平気で無視されることだ.検察官が「不見当」という場面があるがあれはなんなんだ?あるのかないのかさえも明らかにしない.自分たちの都合に悪い証拠は出さない?それでいいと納得してしまう裁判官とは何か?無罪を出すと警察/検察のメンツをつぶすから、有罪にする。なぜなら彼らは一蓮托生だからだ.検察官は裁判官に、裁判官は検察官に交代するシステムになっており、これでは裁判になれば必ず有罪にされる。日本は狂っている。日本では三権が癒着しきっており、分立していない。そして、たとえ冤罪として無罪になったとしても、誤認逮捕した警察官、起訴した検察官、有罪判決を出した裁判官は何の罪にもとらわれない.最後に被害者が心の中でいう。「僕は自分が罪を犯していない、正しいことを知っている.そして、裁判官が過ちを犯し、罪を犯したことも知っている」というモノローグが入る。司法関係者は自分が痴漢犯人にされて、訴えられればいい。マスコミは面白くはやし立てるだろうし、いかに自分が犯してきた罪が大きいものだったかを思い知るだろう。
他人事ではない
(2008-11-12)
本当のことを言っても信じてくれない。周りが黒と言えば黒くなる。理不尽に責められ続ける。
子供のころからそれに類する経験を大なり小なりしてきた方は多いはずだ。ないと言う方は余程の幸せものか、常に強者であり続けたもの、傍観者だったものだろうと思う。そのときの無力感を思い出させてくれる。
冤罪の恐ろしさ。自分たちを守るべき法という暴力を次に奮われるのは、私たち自信なのかもしれない。
裁判員制度が導入されれば、今度は傍観者であることも許されない。
もし、あなたの目の前にこの映画の主人公があらわれて無実を訴えたなら、あなたは信じてあげられますか?
考えるべきことを考えさせてくれる素晴らしい映画だと思う。
誰にでも・明日にでも起きうること。
(2008-11-12)
この映画、きわめて実証的な映画です。法制審議会あたりで偉そうな顔をしている無責任な学者なんかが(ひょっとしたら最高裁判事も?)足元にも及ばないほどリアルな認識としっかりした論理で組み立てられた映画ですが、それがちゃんと「映画」になっているのが周防正行監督の非凡なところです。
これは明日にでも・誰にでも起きうるできごとです。その意味は二つあります。
一つは、この映画どおり、被告席に立たされること。これはわかりやすい。ただし「痴漢」という日常生活で起きがちな事件だけとは限りません。この映画と同じ筋書きで死刑囚にされた人は両手の指では数え切れないほど実在するんですよ(たとえば、
真昼の暗黒)。
二つめは、裁判員制度において、あなたは裁判員席で被告席から裁かれる立場に立ちうること。まさか皆さん、裁判員になっても検察官やプロの裁判官はやさしく丁寧にきちんと対応してくれるから大丈夫、なんて信じてないでしょうね。違いますよ。「ワイドショー」という予断と偏見にまみれた番組が、人を罪に落とすための「適法な証拠」として法廷に提出されて、検察官の皆さんがやさしく丁寧にそれを解説してくださるのですよ。
それで、あなたは死刑判決を出せますか? 出せると言う人は、まさに「死神」(by 朝日新聞「素粒子」)です。人間じゃあない。
逆に人間らしく死刑判決に躊躇したら、ワイドショーを先頭として国民の皆様方が猛烈なバッシングをなさる。
結構なお国になったものですね、ほんとに。
社会の落とし穴
(2008-11-09)
普通に暮らしている人が突然犯罪者になってしまう、という社会の仕組みのおかしさを見事に描き出したと思います。11年ぶりの周防監督作品ですが、質感は十分納得のゆくものでした。現状の裁判制度を見直し、陪審員制度を取り入れることになっていますが、この作品を見れば大事なことなのだということがわかります。人権、裁判、起訴など普段生活している分には、意識していませんが、偶発的にでも起きる可能性が誰にでもあります。冤罪事件を描いた作品はこれまでにも数多く描かれていますが、この作品は冤罪そのものというよりも、軽犯罪なら罪を被って罰金を払った方が無難に収まってしまうという何とも言えない状態になってしまった裁判制度の一面を描写したもので、どうするんですか?と観客に問いかけているように感じられます。いつもながらにキャスティングの上手さとディティールに拘った演出が素晴らしい作品でした。
おすすめ度:
裁判制度
日本の裁判制度について考えさせられました。何回にも及ぶ公判、そして判決が出るまでの長さ。もし、この映画のように本当に無罪であれば、精神力も相当必要でしょう。冤罪の怖さがすごく感じられました。これから変わるつつある裁判制度で少しでも真実に近づければいいと思います。
まるで軍事裁判のような非道が実際に行われている恐ろしい国、日本。
日本はほんとに自由主義国家なのだろうか?容疑者というだけでまるで犯罪者のような扱い。警察は自分たちの都合のいいようにストーリーを作り、調書を作成する。検察はろくに加害者の釈明も聞かず起訴する。そして何より腹立たしいのは、裁判として争われるときに証拠が平気で無視されることだ.検察官が「不見当」という場面があるがあれはなんなんだ?あるのかないのかさえも明らかにしない.自分たちの都合に悪い証拠は出さない?それでいいと納得してしまう裁判官とは何か?無罪を出すと警察/検察のメンツをつぶすから、有罪にする。なぜなら彼らは一蓮托生だからだ.検察官は裁判官に、裁判官は検察官に交代するシステムになっており、これでは裁判になれば必ず有罪にされる。日本は狂っている。日本では三権が癒着しきっており、分立していない。そして、たとえ冤罪として無罪になったとしても、誤認逮捕した警察官、起訴した検察官、有罪判決を出した裁判官は何の罪にもとらわれない.最後に被害者が心の中でいう。「僕は自分が罪を犯していない、正しいことを知っている.そして、裁判官が過ちを犯し、罪を犯したことも知っている」というモノローグが入る。司法関係者は自分が痴漢犯人にされて、訴えられればいい。マスコミは面白くはやし立てるだろうし、いかに自分が犯してきた罪が大きいものだったかを思い知るだろう。
他人事ではない
本当のことを言っても信じてくれない。周りが黒と言えば黒くなる。理不尽に責められ続ける。
子供のころからそれに類する経験を大なり小なりしてきた方は多いはずだ。ないと言う方は余程の幸せものか、常に強者であり続けたもの、傍観者だったものだろうと思う。そのときの無力感を思い出させてくれる。
冤罪の恐ろしさ。自分たちを守るべき法という暴力を次に奮われるのは、私たち自信なのかもしれない。
裁判員制度が導入されれば、今度は傍観者であることも許されない。
もし、あなたの目の前にこの映画の主人公があらわれて無実を訴えたなら、あなたは信じてあげられますか?
考えるべきことを考えさせてくれる素晴らしい映画だと思う。
誰にでも・明日にでも起きうること。
この映画、きわめて実証的な映画です。法制審議会あたりで偉そうな顔をしている無責任な学者なんかが(ひょっとしたら最高裁判事も?)足元にも及ばないほどリアルな認識としっかりした論理で組み立てられた映画ですが、それがちゃんと「映画」になっているのが周防正行監督の非凡なところです。
これは明日にでも・誰にでも起きうるできごとです。その意味は二つあります。
一つは、この映画どおり、被告席に立たされること。これはわかりやすい。ただし「痴漢」という日常生活で起きがちな事件だけとは限りません。この映画と同じ筋書きで死刑囚にされた人は両手の指では数え切れないほど実在するんですよ(たとえば、
真昼の暗黒)。
二つめは、裁判員制度において、あなたは裁判員席で被告席から裁かれる立場に立ちうること。まさか皆さん、裁判員になっても検察官やプロの裁判官はやさしく丁寧にきちんと対応してくれるから大丈夫、なんて信じてないでしょうね。違いますよ。「ワイドショー」という予断と偏見にまみれた番組が、人を罪に落とすための「適法な証拠」として法廷に提出されて、検察官の皆さんがやさしく丁寧にそれを解説してくださるのですよ。
それで、あなたは死刑判決を出せますか? 出せると言う人は、まさに「死神」(by 朝日新聞「素粒子」)です。人間じゃあない。
逆に人間らしく死刑判決に躊躇したら、ワイドショーを先頭として国民の皆様方が猛烈なバッシングをなさる。
結構なお国になったものですね、ほんとに。
社会の落とし穴
普通に暮らしている人が突然犯罪者になってしまう、という社会の仕組みのおかしさを見事に描き出したと思います。11年ぶりの周防監督作品ですが、質感は十分納得のゆくものでした。現状の裁判制度を見直し、陪審員制度を取り入れることになっていますが、この作品を見れば大事なことなのだということがわかります。人権、裁判、起訴など普段生活している分には、意識していませんが、偶発的にでも起きる可能性が誰にでもあります。冤罪事件を描いた作品はこれまでにも数多く描かれていますが、この作品は冤罪そのものというよりも、軽犯罪なら罪を被って罰金を払った方が無難に収まってしまうという何とも言えない状態になってしまった裁判制度の一面を描写したもので、どうするんですか?と観客に問いかけているように感じられます。いつもながらにキャスティングの上手さとディティールに拘った演出が素晴らしい作品でした。


