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HOME > DVD > つぐない [DVD]
つぐない [DVD] …1,500円以上で送料無料
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レビュー(Amazon.co.jp)
軽い気持ちでついた嘘が、大切な人たちの運命を大きく狂わせてしまう…。誰の人生にも起こってしまいがちな過ちを、切なすぎるラブストーリーとして結実させたイアン・マキューアンの原作に対し、そのエッセンスを映像でしか表現できない要素を駆使して表現した珠玉作。1930年代のイギリスで、政府官僚の娘セシーリアと、使用人の息子ロビーが想いを募らせ合うが、セシーリアの妹ブライオニーの嫉妬から生まれた些細な嘘によって、ふたりの運命は切り離されてしまう。タイトルにもなっているブライオニーの「つぐない」は、予想もしないかたちで立ち表れ、観る者の心をゆさぶる。
映画ならではの表現テクニックが、随所で効果を発する本作。ひとつの象徴的な出来事が、セシーリア、ブライオニー、それぞれの視点で描かれることで、映像が姉妹の深い思いを代弁していく。キャストの演技にも目を見張る。少女時代のブライオニー役で、純粋ゆえの残酷さを表現したシーアシャ・ローナン、短い出番ながらヴァネッサ・レッドグレイブの張りつめた表情は見事とした言いようがない。さらに際立つのが音楽で、タイプライターの音をイメージしたメロディがブライオニーの心理を語るかのように流れ、アカデミー賞作曲賞も当然と納得させられる。(斉藤博昭)
軽い気持ちでついた嘘が、大切な人たちの運命を大きく狂わせてしまう…。誰の人生にも起こってしまいがちな過ちを、切なすぎるラブストーリーとして結実させたイアン・マキューアンの原作に対し、そのエッセンスを映像でしか表現できない要素を駆使して表現した珠玉作。1930年代のイギリスで、政府官僚の娘セシーリアと、使用人の息子ロビーが想いを募らせ合うが、セシーリアの妹ブライオニーの嫉妬から生まれた些細な嘘によって、ふたりの運命は切り離されてしまう。タイトルにもなっているブライオニーの「つぐない」は、予想もしないかたちで立ち表れ、観る者の心をゆさぶる。
映画ならではの表現テクニックが、随所で効果を発する本作。ひとつの象徴的な出来事が、セシーリア、ブライオニー、それぞれの視点で描かれることで、映像が姉妹の深い思いを代弁していく。キャストの演技にも目を見張る。少女時代のブライオニー役で、純粋ゆえの残酷さを表現したシーアシャ・ローナン、短い出番ながらヴァネッサ・レッドグレイブの張りつめた表情は見事とした言いようがない。さらに際立つのが音楽で、タイプライターの音をイメージしたメロディがブライオニーの心理を語るかのように流れ、アカデミー賞作曲賞も当然と納得させられる。(斉藤博昭)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
生涯をかけてつぐなおうとする姿に心打たれる
(2008-11-17)
13歳の時セシーリア(キーラ・ナイトレイ)とロビー(ジェームズ・マカヴォイ)の情事を見てしまったブライオニー。しかしそれは情事ではなく愛あるが故の出来事だった。ロビーに警戒心を抱いたブライオニーはある事件の犯人を嘘をつきロビーであると証言してしまう。それによってロビーとセシーリアは引き裂かれることに。
18歳になり過去の事件を振り返るブライオニーは罪の意識に苛まれ、過去の罪をつぐなおうとする。しかし彼女を待っていたのは悲惨な現実だった…。
13歳では男女の親密な関係は深く理解できないものではないか。ブライオニーを待っている現実があまりにも過酷なので心が痛みました。取り返せない過去の過ち。それでも必死につぐなおうとする姿に心打たれました。またセシーリアとロビーを引き裂くもう一つの原因となった戦争。戦争の悲惨さも映像として映し出し、ブライオニーの心の痛みと共鳴して、幸せになれなかった登場人物たちの痛々しいほどの悲しみや苦しみが伝わってきました。
格調高い傑作
(2008-10-26)
文芸作品原作ということで、手が伸びませんでしたが、とてもよい映画でした。展開もサスペンスフルで飽きませんし、それでいて、格調高く美しい作品です。英国が舞台の映画や、考えさせられる映画を見たい方にはぴったりでしょう。
K. ナイトレイとJ. マカヴォイが引き裂かれる二人を好演していますが、物語はブライオンとともに進みます。三人の女優さんがすばらしい演技をされていますが、なかでも少女時代のシーシア ローナンは、思春期の不安定さを見事に見せています。
また、題名にもなっている「つぐない」ですが、その展開にも驚きました(原作を読んでいませんので)。とても美しく、心が打ち震えました。私は、その罪は、考えうる限り、最も誠実な形で成し遂げられたと思いました。
原作を読んでいなくても、全く問題ありませんし、買って損はしません。レンタルで見ても、ライブラリーに入れたくなる映画です。
素直に感動できなかった
(2008-10-18)
キーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイ。
この2人が生み出す文芸的な雰囲気にうっとり。
息づかいが聞こえてくるような繊細な描写の数々、
その映像美に、どっぷり浸れるドラマでした。
でも、あんな方法で償われたって嬉しくないよ。
もし私だったら、墓場の陰で泣いてるよ〜。
本人は、あれで償っているつもりなのかもしれない。
でも、あれは償いというよりは、自分の心の整理。
すっきりした気持ちで「死」を迎えるための準備。
嘘をついた少女の苦悩が伝わって来なかったので、
あの結末は、ただの自己満足に感じてしまった。
私は、嘘をつかれ、人生を狂わされた、恋人達に
感情移入していたので、素直に感動できなかった。
文芸ものなんかではありません。
(2008-10-14)
私はハラハラドキドキのサスペンスものとして見ました。前半はあの切ない三角関係にドキドキし、憧れが憎しみに変わる瞬間にハラハラし、そして姉妹の間に溝が生まれる瞬間をお互いの立場から我々観客に繰り返し見せる場面にサスペンスを感じました。事件がおこってしまうまでの間は、そういった数々のエピソードをスピーディに積み重ねながらも落ち着いたカメラワークでしっとりと撮ってあるのですが、後半に戦争に入ってからのシーンはカメラが急にいきいきと動き出してその静と動の悲劇の描き分け方にもグッときました。この中盤の戦場におけるものすごいワンシーンワンカットなんか、そういうのを売りにしているアクション映画でもなかなかありませんよ。カメラが主人公にずっとついてまわることによって、主人公の苛立ちや痛みがものすごく身にしみてきます。映像テクニックが映画に深みを増している好例だと思います。
幼い恋心
(2008-10-02)
幼心に抱く淡い恋心が、自分の目が捉えたものの真偽をゆがめてしまう…。
恋心が関係している事柄に限らず、人って、こういうことってありますよね。
目に入ってきた物が一度体を通ると、それを理解する時には少なからず自分色になっているというか、後先のことを軽視して自分の思いを優先させてしまうというか…。
このお話では、特に思い込んでしまったときに、一生をかけてもつぐなわなければならない悔恨を背負うことにもなる…ということを考えさせられました。
あと、タイプライターの音が、効果的に使われていると思うと同時に、少し耳ざわりな感じもしました。
おすすめ度:
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13歳の時セシーリア(キーラ・ナイトレイ)とロビー(ジェームズ・マカヴォイ)の情事を見てしまったブライオニー。しかしそれは情事ではなく愛あるが故の出来事だった。ロビーに警戒心を抱いたブライオニーはある事件の犯人を嘘をつきロビーであると証言してしまう。それによってロビーとセシーリアは引き裂かれることに。
18歳になり過去の事件を振り返るブライオニーは罪の意識に苛まれ、過去の罪をつぐなおうとする。しかし彼女を待っていたのは悲惨な現実だった…。
13歳では男女の親密な関係は深く理解できないものではないか。ブライオニーを待っている現実があまりにも過酷なので心が痛みました。取り返せない過去の過ち。それでも必死につぐなおうとする姿に心打たれました。またセシーリアとロビーを引き裂くもう一つの原因となった戦争。戦争の悲惨さも映像として映し出し、ブライオニーの心の痛みと共鳴して、幸せになれなかった登場人物たちの痛々しいほどの悲しみや苦しみが伝わってきました。
格調高い傑作
文芸作品原作ということで、手が伸びませんでしたが、とてもよい映画でした。展開もサスペンスフルで飽きませんし、それでいて、格調高く美しい作品です。英国が舞台の映画や、考えさせられる映画を見たい方にはぴったりでしょう。
K. ナイトレイとJ. マカヴォイが引き裂かれる二人を好演していますが、物語はブライオンとともに進みます。三人の女優さんがすばらしい演技をされていますが、なかでも少女時代のシーシア ローナンは、思春期の不安定さを見事に見せています。
また、題名にもなっている「つぐない」ですが、その展開にも驚きました(原作を読んでいませんので)。とても美しく、心が打ち震えました。私は、その罪は、考えうる限り、最も誠実な形で成し遂げられたと思いました。
原作を読んでいなくても、全く問題ありませんし、買って損はしません。レンタルで見ても、ライブラリーに入れたくなる映画です。
素直に感動できなかった
キーラ・ナイトレイとジェームズ・マカヴォイ。
この2人が生み出す文芸的な雰囲気にうっとり。
息づかいが聞こえてくるような繊細な描写の数々、
その映像美に、どっぷり浸れるドラマでした。
でも、あんな方法で償われたって嬉しくないよ。
もし私だったら、墓場の陰で泣いてるよ〜。
本人は、あれで償っているつもりなのかもしれない。
でも、あれは償いというよりは、自分の心の整理。
すっきりした気持ちで「死」を迎えるための準備。
嘘をついた少女の苦悩が伝わって来なかったので、
あの結末は、ただの自己満足に感じてしまった。
私は、嘘をつかれ、人生を狂わされた、恋人達に
感情移入していたので、素直に感動できなかった。
文芸ものなんかではありません。
私はハラハラドキドキのサスペンスものとして見ました。前半はあの切ない三角関係にドキドキし、憧れが憎しみに変わる瞬間にハラハラし、そして姉妹の間に溝が生まれる瞬間をお互いの立場から我々観客に繰り返し見せる場面にサスペンスを感じました。事件がおこってしまうまでの間は、そういった数々のエピソードをスピーディに積み重ねながらも落ち着いたカメラワークでしっとりと撮ってあるのですが、後半に戦争に入ってからのシーンはカメラが急にいきいきと動き出してその静と動の悲劇の描き分け方にもグッときました。この中盤の戦場におけるものすごいワンシーンワンカットなんか、そういうのを売りにしているアクション映画でもなかなかありませんよ。カメラが主人公にずっとついてまわることによって、主人公の苛立ちや痛みがものすごく身にしみてきます。映像テクニックが映画に深みを増している好例だと思います。
幼い恋心
幼心に抱く淡い恋心が、自分の目が捉えたものの真偽をゆがめてしまう…。
恋心が関係している事柄に限らず、人って、こういうことってありますよね。
目に入ってきた物が一度体を通ると、それを理解する時には少なからず自分色になっているというか、後先のことを軽視して自分の思いを優先させてしまうというか…。
このお話では、特に思い込んでしまったときに、一生をかけてもつぐなわなければならない悔恨を背負うことにもなる…ということを考えさせられました。
あと、タイプライターの音が、効果的に使われていると思うと同時に、少し耳ざわりな感じもしました。


